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片耳難聴の補聴器装用の実際を解説しているページです。
これらの症例はご本人の了解をとれた方のみ掲載しています。
もともと右耳聞こえにくかったけど、左耳が普通に聞こえていたので不自由を感じていなかったそうです。たまたまご家族が受診された時に相談されて聴力検査をしたところ右耳低音から中音域に難聴があり補聴器の装用をお勧めしました。
お試し用の補聴器を装用していただき何度か調整をしました。調整してしっくり馴染んでこられたので補聴器の購入になりました。お試し期間中に両耳から聴こえる効果を実感されたそうです。
補聴器装用して仕事をしていると、それまで同僚の方に気を使っていたストレスが無くなったそうです。装用以前には仕事に疲れていたけど、疲れの度合いが激減したそうです。両耳から音が入ることでそれまで気が付かなかった不自由が改善されたようです。
右耳が聞こえていたので左耳が聞こえが悪くてもそのままにしていたそうです。ただ仕事がら左側から話しかけられる機会が多くて困っていたそうで受診されました。左耳の補聴器装用をお勧めしました。
左耳補聴器をお試し装用しました。左側からの音がキチンと聴こえるようになり仕事でもミスその他不都合が激減したそうです。
左耳から音がしっかり入って、両方で聞くようになったので聞き間違いが激減して、満足されました。
左耳の聞こえが悪くてキーンと耳鳴りがしているそうで少し遠いところに住まれていましたが受診されました。聴力検査で全体および高音部の聴力が悪くなっているようです。
左耳に補聴器をお試し装用すると両耳から音が入って全体の聞こえが著明改善し仕事や日常生活に明るさが出て来たそうです。また耳鳴りが軽減し、何度か調整をして効果を確認して購入となりました。
右耳の聞こえが悪くてバランスが悪く耳鳴りがすると受診されました。左耳の4000Hzも聴力低下していましたので両耳の補聴器のお試しをすることになりました。
言葉の聞き取り検査で右耳の聞き取り能力が残っていたので補聴器の効果が望めると考えました。しばらく両耳の補聴器のお試しを行って右耳のみの補聴器作成となりました。
右耳の補聴器装用して両耳からバランスよく音が入るようになり疲れも軽減し耳鳴りも軽くなったそうで、ご満足いただけました。
8年ほど前に突然左耳の聞こえが悪くなり突発性難聴と診断されて治療を受けたそうですが治らなかったそうです。左耳の聴力はかなり悪いようです。今まで右耳が聞こえているし左耳がかなり悪いので補聴器は無理と言われて困って当院を受診されました。
予想通り左耳の補聴器に効果があり音がしっかりと入ったほうがさらに効果があるので、耳の形に合わせてイアモールドを作成した方が良いと診断し耳型採取を行いました。
7,8年前より右の耳鳴りと聞こえが悪くなってきたそうで諦めいていたそうですが、たまたまホームページを見て少し遠方から受診されました。右耳はほとんど聞こえていないようでした。左耳も高音部が聞こえてないようでした。
言葉の聞き取り検査では右耳の聞き取りの能力は残念ながらかなり落ちていました。効果は乏しいとは思いましたが右耳の補聴器をお試ししました。予想通り右耳の補聴器の効果は無かったのでCROS補聴器をお試ししました。
右耳のCROS補聴器と左耳の補聴器の組み合わせが最も効果があり数週間のお試しののちご満足してご購入となりました。定期的に耳垢のそうじと補聴器のメンテナンスしていくことになりました。
片耳が普通に聞こえているので補聴器は不要と思うのですが。
可能な限り補聴器を装用して両耳からきちんと音が入る状態が望ましいです。
例えば、右目が普通に見えて左目は眼鏡で矯正可能な方の場合、眼鏡を作って両目で見えるようにされると思います。また、両目の白内障の方の場合、片目の手術を受けられて見えるようになっても両目が見えるようにもう片方の手術を受けられると思います。
これと同じように耳も両方が聞こえたほうが自然ですので片耳難聴の方も聴こえにくい耳に補聴器を装用することを強くお勧めします。