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通年性(年中症状がある)と季節性によって原因が変わります。
アレルギーの原因になっている物質を抗原(アレルゲン)といいます。
通年性は、ハウスダスト・ダニが主なアレルゲンです。その他、ネコ・イヌ・ハムスター・ゴキブリなどのペットや動物、アスペルギルス・アルテルナリアなどの真菌などによって起こるアレルギーもあります。
季節性としてはスギ花粉によるもの(いわゆる花粉症)が有名で、今や日本人の4ないし5人に一人が罹患していると言われていて国民病とも呼ばれる場合もあるようです。その他、春にはヒノキ・初夏にはオオアワガエリ・カモガヤなど、秋にはブタクサ・ヨモギなどの花粉でもアレルギーが起こります。
また、地域によってはリンゴやシラカンバの花粉でも反応するそうです。
発作的に連続するくしゃみ・水のような鼻水・鼻づまりが三大症状です。
その他に、目のかゆみ・頭痛・のどのイガイガ感などの症状が起こる人もいらっしゃいます。さらには、イライラ・思考力の低下・睡眠障害など日常生活に悪い影響を及ぼす場合もあります。
患者さんの症状をお聞きして、鼻鏡という診察器具を使って鼻の粘膜の状態を診察します。これによって、大部分は診断が付きますが、必要に応じてアレルゲンにどれだけ反応するかアレルギーの血液検査を行う場合もあります。
また、症状の強弱や、鼻の粘膜の腫れの程度や鼻水の量などから、アレルギー性鼻炎の重症度の判断をし、薬の選択などの治療に役立てます。
アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与し、からだをアレルゲンに慣らして体質改善を目指す治療です。アレルギー症状が消失・軽減されたり、日常生活の影響を改善するなどの効果が期待されます。別のページにて解説していますので、ご参照ください。